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--ジョーク・小噺集Y--

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・私の冗談の言い方は、真実を語ることである。真実はこの世で一番面白い冗談である。
byバーナード・ショー(1856-1950:英:劇作家、批評家)






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少年はどうしても欲しいおもちゃがあり、神様に100ドルくれるように手紙を書くことにした。
神様宛の手紙を受け取った郵便局は気を利かせて、その手紙を大統領に送った。
大統領補佐官は、その無邪気な手紙が大統領を喜ばせるだろうと、
多くの大統領宛の手紙の束にそれをもぐり込ませたのであった。

それを読んだ大統領は、ほほえましく思い、その少年に5ドルだけ贈ってやることにした。
小さな少年には100ドルは大金過ぎると思ったからだ。
それを受け取った少年は大喜びして、早速礼状を書くことにした。

   
   神様、ありがとう。
   あなた様は政府を通じてお金をお送り下さいましたが、
   いつものことながら、あのカスどもが95ドルも税金を差し引いてしまいました。
   どうか天罰を下してください。



人事部へ

ボブ・スミスは,私のアシスタントプログラマーです。彼はいつも
自分の持ち場で仕事に専念しております。一方,ボブの同僚たちは
おしゃべりに夢中で,会社の時間を無駄に費やしています。ボブは
積極的に仲間達の仕事を手伝います。彼の手伝いがなかったならば,
仕事が時間どおりに終わることは決してありません。また,ボブは
休憩時間を返上してまで,職務に打ち込んでいますが,他の連中は
だらだらと休み続けます。ボブは,職務や専門分野における知識が
非常に豊富であるにもかかわらず,そのことに鼻をかけるることは
まったくありません。もし,ボブがこの会社にいなくなったならば,
仕事は停滞してしまうことと存じます。彼の待遇をより改善すれば
会社の利益になると思料いたします。つきましては,ボブを直ちに
我が社の幹部に昇格させるべきと推薦いたします。本提案について
処理くださるようお願いいたします。

プロジェクト・リーダーより


(後を追うように,人事部にプロジェクト・リーダーから追加のメモが届いた)


先ほどお送りしましたレポートですが,あの男,これを書いているのを私の肩越しに覗き見しておりました。
どうぞ,奇数行だけお読みくださるようお願いいたします。

プロジェクト・リーダーより



男の子がパン屋へおつかいに来てパンを二ドル分買った。ところが今日はいつもよりパンが小さい。
「このパン、いつもより小さいよ」
するとパン屋の主人が言った。
「いいんだよ。そのほうが持って帰るのに楽だろ?」
そう言われると、男の子は一ドルをカウンターにおいて帰ろうとした。パン屋の主人が慌てて
「おい、坊や。お金が足りないよ」


「いいんだよ。そのほうが数えるのに楽だろ?」



ナンセンスクイズ-その3

問:70キロの重さ以下でないと渡れない橋を、体重60キロの人が一個10キロの鉄のボール二個持って渡るにはどうすればいいか。

答★(星をトリプルクリック!):鉄の玉をお手玉のようにかわるがわるほうりあげながら橋を渡ればよい。



天使ガブリエルが、とある最高学府の教授会議の席上に舞い降りて学部長に告げた。
「お前は他人を思いやる心を持ち、長年善行を積んできた。神はお前に永遠なる富・永遠なる英知・永遠なる命の中から一つを与えることにされた。さて、お前はどれを選ぶかね?」
……そして、学部長はためらうことなく永遠なる英知を選んだのである。
「あっぱれじゃ」天使はそう言うと稲妻とともに消えていった。
この信じられない奇跡に唖然としていた教授の一人が囁いた。
「学部長。どうか……どうか何かおっしゃってください」
かすかに後光に照らされた学部長は、新たに得た深い英知に満ちた重々しい声で答えたのだった。


「ちくしょう!やっぱり金にすべきだった!」



ジョニー「なあ、トム」
トム  「なんだい?ジョニー」
ジョニー「俺、船乗りになりたいんだけど、泳げないんだよ」
トム  「そんなこと気にするなよ。俺はパイロットだけど、空を飛べないぜ」



ウェイターがスープをテーブルに運んできた。スープに突っ込んでいる親指が客の目にとまる。
「おいおい。スープに親指が入ってるぞ!どういうつもりだ?」
「親指の調子が悪くて……。医者に言わせると、湿ったとこで温かくしとかなきゃだめらしいんです」
「じゃあ自分のケツにでも突っ込んでろ!」

「ええ、スープが出来上がるまで、そうしてました」



ドイツ人のベルクが、フランクフルトでレストランを開いた。
ある日ベルクは、アメリカ人の客に英語で何かを言われた。
彼はほとんど英語ができなかったのだが、客の言葉の中に『OPEN』という言葉があったので、店が何時まで開いているのかを聞かれているのだと思い、片言の英語でこう答えた。
「平日は23時まで、土日祝日は夜中の一時まで『開いて』おります」
しばらく経つと、また何人か別のアメリカ人に同じことを言われて、ベルクはまた同じ答えをした。
何度も同じことを聞かれるので、彼はちょっと不思議に思い、英語のできるアルバイトの店員を呼んだ。
「ねえ君、あそこの客に、さっき私に何を言ったのか、聞いてきてくれないか?」
その店員はアメリカ人の客のところへ行き、話を聞いて戻ってきた。

ベルク「あの客は私になんて言ってたんだい?」

店員 「『ズボンのチャックが開いてますよ』と言ったそうです」



おやすみを言いに息子の部屋に入っていくと、息子はひどくうなされていた。「大丈夫か?」と揺すると、息子はおびえながら答えた。「怖かった。スージーおばさんが死んだ夢を見たんだ」父親は「スージーおばさんは何ともないよ。大丈夫だからお休み」と言って息子を眠らせた。
次の日、スージーおばさんは死んだ。

一週間ほどして、父親がおやすみを言いに息子の部屋に行くと、また息子がうなされている。同じように息子を起こすと今度は、「おじいちゃんが死んだ夢を見たんだ」。父親は「おじいさんは何ともないよ。大丈夫だからお休み」と言って息子を眠らせる。
次の日、おじいさんが死んだ。

また一週間ほどして、父親がおやすみを言いに息子の部屋に行くと、また息子がうなされている。同じように息子を起こすと今度は、「パパが死んだ夢を見たんだ」。父親は「お父さんは何ともないよ。大丈夫だからお休み」と言って息子を眠らせた。

だが、父親は自分のベッドに入ったものの恐ろしくて眠れなかった。息子の予言は二度も当たっている。息子の言う通りなら、明日、自分は死ぬことになる……。
次の日、彼は怯えながら1日を過ごすことになった。着替えを済ませると、自動車事故を恐れて十分に注意を払いながら車を運転して会社に行った。毒が入っているかもしれないので、昼御飯は食べなかった。殺されるといけないので、なるべく人に会わないようにした。そして物音という物音に飛び上がり、何かが動く度にビクついて机の下にもぐり込んだ。

なんとかその日の仕事を終え、玄関の所まで帰ってくると奥さんがいた。「ああ、お前。今日は僕の人生でまったく最悪の日なんだ」。

すると、奥さんが答える。

「最悪じゃないと思うけど、悪い日なのは間違いないわね。今朝、牛乳配達の人がこの玄関のところでポックリ死んじゃってたのよ」



生物学の時間に教授が尋ねた。
「人間の体で興奮時に6.2倍に膨張する唯一の器官は何かね、キャサリン」
突然指名されたキャサリンは顔を真っ赤にしながら言った。
「どうして私がそんな質問に答えなきゃいけないんですか?」
教授は深い失望を浮かべて冷ややかにこう言った。
「キャサリン、君に伝えておきたいことが三つある。
第一に、学生ならば授業は真面目に聞くべきだ。
第二に、人間の体で興奮時に6.2倍に膨張する唯一の器官は瞳孔だ。
第三に、君が何を想像したか知らんが、人生に過度な期待は禁物だよ」



ある男が町の道端で看板を立てて露店を開いていた。
看板にはこう書いてあった。
『10ドルであなたの二つの質問に答えます』
大事な質問のある人がそばに来て聞いた。
「たった二つの質問で、10ドルは高くありませんか?」
男は言った。

「はい、高いと思います。では二番目の質問をどうぞ」



とあるアパートに「貸室あり。ただし子供のある方お断り」という張り紙がしてあった。
ある日、このアパートの管理人室に小さな男の子を連れた婦人が部屋を借りに入ってきた。
管理人は不機嫌そうに言った。
「おもての張り紙を読まなかったんですか?子供のある人お断りと書いてあるでしょう」
すると婦人の連れている男の子が言った。

「僕には子供はありません。母親がいるだけです」



アメリカの権威ある性科学研究所が、最近大々的に男性の性行動調査を行ない、その結果を発表した。
以下のデータは「セックスの後、男はどんな行動に出るか」をパーセンテージで表したものである。

18パーセント : ごろりと横に転がり、タバコに火をつける。
5パーセント : 冷蔵庫から何か食べ物を探して食べる。
3パーセント : トイレに行く。
1パーセント : 不明。あるいは救急車に運び込まれるなどの異常な事態が発生する。

73パーセント : 起きて、服を着て、自分の家に帰る。



ブスな女子学生が夏の休暇で帰省して、母親に、ついに処女を失ったと打ち明けた。
「まぁ……。どうして、そんなことになったの?」
ショックを受けた母親が尋ねた。
「大変だったわ」と娘は答えた。

「仲良しの友達が三人がかりで彼を押さえつけてくれたの」



とあるパーティの席でのこと。母親に連れてこられていた三歳の男の子トニーが、
突然母親に向かって「おしっこしたい」と大声で叫んだ。
息子の無作法に母親は思わず顔を赤らめ、彼にそっと言った。
「これからはおしっこをしたくなったら『歌を歌いたい』と言ってごらん。
そうすれば私はお前がおしっこをしたいのだとすぐ分かるからね」
「『歌を歌いたい』だね?うん、わかった。これからはそう言うよ」

そして、その日の夜――

父親と母親の間に寝ていたトニーは、おしっこをしたくなって目を覚ました。
そこで父親を起こして「歌を歌いたい」と言った。
何も知らない父親はびっくりして言った。
「夜中は歌を歌う時間じゃないよ。明日まで我慢しなさい」
しかしおしっこが漏れそうなトニーは、どうしても今じゃないとだめと言う。
そこで父親は仕方なくこう言った。

「じゃあ、布団の中でいいから、お父さんの耳元で静かに歌ってごらん」



とある工場で、労働者たちが弁当を食べながら話をしていた。一人が言った。
「グーテンベルクって、どういう人か知ってるかい?」
「いや、知らないな」と、みんな。
「ふん、みんなも僕のように夜間学習会にくればわかるよ。グーテンベルクは印刷術を発明した人さ。じゃ、ディアスを知ってる?」
「知らん」と、みんな。
「ディアスは喜望峰を最初に発見した人さ。君たち、僕のように夜の学習会に行かないと一生無学だぜ?」
すると、一人の溶接工が気を悪くして言った。
「うん、わかった。お前はグーテンベルクやディアスがどんな人か知ってる。だが、お前、ゴードンが誰か知ってるか?」
「いや、知らないな」
「よし、ゴードンってのはな、お前が学習に行ってる間、おまえの女房と寝ているやつだよ」



パリの古美術商が掘り出し物はないかと田舎まわりをしていた。
彼は地方の古物商だけでなく、卵を買うという口実で農家にも立ち寄り、横目で古い家具・調度品などを物色した。
ある日、ある農家で彼は大変なものを見つけた。中世の茶碗である。めったにないもので、彼は思わず息をのんだ。どうやら猫のミルク茶碗に使っているらしかった。
彼はぐっと落ち着こうとしながら、何気ないふりをして男に言った。
「かわいい猫ですね。息子への土産にしたいんだが、売ってくれませんかね?」
「いいですよ」と、男は言った。
古美術商は金を払って猫を抱くと、さっそくきりだした。
「ところで、あの古い茶碗も一緒にいただけませんか?猫ちゃんも慣れているのがいいでしょうから……」
「いや、そいつはダメだ。あの茶碗のおかげで、わしは先日からもう12匹も猫を売ったんだからね」



「ウェイター、このチキンは何だ、骨と皮しかついてないじゃないか!」
「申し訳ございません、今すぐ羽根をお持ちいたします」



みすぼらしい男がさびれたレストランに入ってきて、ウェイターに言った。
「この店には、ちょっと腐りかけた魚はあるかね?」
「はい、ございます」
「それから、水っぽいジャガイモは?」
「それもございます」
「結構。それと一緒にすっぱくなったワインとカチカチになった先週のパンもつけてくれたまえ」
「承知いたしました」
「それから、もしよかったら、それらをテーブルに並べた後で、ちょっとそこに座ってくれないか?
そして何でもいいからガミガミ文句をつけてくれ。そうすれば、私は自分の家で食事をしている気分になるんだ」



「ウェイター!この子牛の舌は下げてくれ。私は口から出るものは嫌いなんだ。第一、汚いじゃないか。
……それより、卵を持ってきてくれないか?」



「ウェイター、俺に石みたいにコチコチのタマゴと冷たいベーコン、それに黒焦げになったトースト、薄くてぬるいコーヒーを持ってきてくれ」
「申し訳ございません、当店ではそのようなご注文は……」
「どうしてできない?昨日は確かにそんな料理が出てきたぞ」



ある男が長いこと失禁症で悩んでいた。ある日、友達が彼に会って最近の様子を聞いた。
「どうだい?相変わらず寝床でおしっこをするのかい?」
「うん、ずっとよくなったよ。あらゆる治療をしてみたんだがうまくいかないんで、とうとう精神分析医のところへ行ったんだ。その効果たるや絶大だね」
「そりゃよかった。で、もうおねしょはしないんだね?」
「いや、するさ。でも、今はね、それを誇りに思っているんだよ」



アル中の男が医者に診てもらいにきた。男の手は絶えずブルブル震えている。医者が尋ねた。
「こりゃひどい。あなたはたくさん飲むんでしょうな」
「それほどでもありませんよ。ほとんどこぼしてしまうもので……」



アルバムをめくっていたスージーが、母親に尋ねた。
「ねえママ、この海岸でママの隣にいるハンサムな若者は誰?」
「あぁ!」と母親はため息混じりに言った。「それはね、20年前のパパなの」
「これがパパ?それじゃあ、家に住んでいるハゲで太った男は何者なの?」



妻「ねえ、このあたしの作った肉じゃが、どうかしら」
夫「愛してるよ」
妻「料理の味のことよ」
夫「食べたから言ってるのさ。それでも愛してるよ」



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